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The legend is real.が新しいＧＴ-Ｒのコンセプトだ。

もはやスカイラインの中のＧＴ-Ｒではなく、ＧＴ-Ｒブランドとして独立した最初の記念すべきクルマである。

世界に輸出することを前提に作られているので、左ハンドル仕様もある。

ＧＴ-Ｒ史上、最高で最強、最速のクルマを日産はマルチパフォーマンススーパーカーと呼んでいる。

それは、運転スキルに関係なく、誰もが乗りこなせるまったく新しいジャンルのスーパーカーのことらしい。

さすがに誰もがＧＴ-Ｒを乗りこなすことができるのは無理だと思うが。。。

確かに日本では、約８００万くらいで手に入れることは出来るが、このクルマの持つパフォーマンスを充分に引き出すことが出来る人間はかなり限られるだろう。

ＧＴ-Ｒは世間的な注目度においてもずば抜けており、去年のモーターショーでもＧＴ-Ｒのブースだけは、異様なほどの人だかりができていたし、街中での注目度もまだかなり高い。

エクステリアのデザインは好き嫌いが分かれると思うが、あたかもサイボーグのような無機質っぽいデザインは悪くないと思う。

丸いテールランプは、従来のＧＴ-Ｒのイメージを継承している。

ただ唯一インテリアだけは個人的には好きになれない。

なんだかラジカセみたく雑多でおもちゃっぽい雰囲気がするのである。

機能がたくさんあるのは理解しているが、スイッチの形状やレイアウトの仕方、文字のフォントなど細かいところがなんだか洗練されていないのである。

この価格から見ても、日産は２０代の若者をメインターゲットにしているとも思えず不思議だ。

走りの性能は世界に出しても恥ずかしくないが、このインテリアはもう少し検討する余地があったように思えてしまうのは私だけだろうか？

その他の技術的な部分はとことん煮詰められて作られているクルマなので、今さらとやかく言うまでも無い。

ポルシェ９１１ターボを凌ぐほどのスペックを持ちながら、価格はその半分以下なのだから、スペックに対するコストパフォーマンスは世界一かも知れない。日産はスゴい会社である。


Ｗｉｋｉｍｅｄｉａ　Ｃｏｍｍｏｎｓ

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