2008年04月09日

ホンダ・シビックタイプR

現行モデルで3代目なるホンダ・シビックタイプRのデビューは2007年3月、タイプRと名乗るだけあり、純粋に走りに徹したクルマである。

シビックというと、ハッチバックを連想してしまうが、このクルマはセダンである。
ヨーロッパでは現行シビックのハッチバックタイプが売られているが、日本には導入されていない。

シビックセダン自体のボディ剛性の高さと前のハッチバックモデルの販売不振から今回はセダンタイプがRに採用されたようだ。

このクルマのエンジンはK20A型・2.0L DOHC i-VTECと呼ばれ、2リッターのNAエンジンでありながら、
225PS、トルクは21.9kgmという驚異的とも言えるスペックを誇る。

ヘッドポートの高精度な平滑化や吸排気管の曲率変更などによる流体抵抗の低減など、
とことんこだわり作り込まれたエンジンは、量産車のエンジンとは思えぬほど、きわめて高出力である。

R仕様だけに、トランスミッションにATの設定は無く、6速MTのみである。

シンクロは、1・2速トリプルコーン、3速カーボン製ダブルコーン、4速ダブルコーン、5・6速カーボン製シングルコーン、シフトアップやハイカムの切り替えポイントを知らせるi-VTEC/REVインジケーターも装備される。

サーキット仕様に固められたサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアはアクティブリンク・ダブルウィッシュボーンを採用。

タイヤはシビックタイプR用に専用開発された225/40R18のポテンザRE070を履く。

シートは従来のタイプRに使われてきたレカロと決別し、自社開発のシートを採用。

聞くところによると、普通のシートに比べて何倍もの製造工程をかけ作られているという。

ホンダの技術を結集し、純粋に走ることだけに情熱を注がれて作り込まれたドライビングマシーン、シビックタイプR。

一応4枚ドアは付いているが、間違っても休日に家族で乗るようなクルマでないことは確かである。

このクルマの新車価格は283万5千円。

クルマの作り込み度から言えば、間違いなくお買い得なクルマだと思う。

中古車販売・買い取り大手のガリバーインターナショナルの昨年のデータによると、新車購入から3年後の車検時の買い取り予想価格は、新車価格の59~68%と国産セダンタイプのクルマではシビック・タイプRが一番高いそうだ。


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Posted by 中古車 at 14:30Comments(0)TrackBack(0)ホンダ

2008年03月07日

ホンダS2000

ホンダが創立50周年を迎えた1999年、S2000は誕生した。
マツダのユーノスロードスターの世界的大ヒットを受け、自動車メーカーはこぞってオープンモデルの
クルマを開発し出したわけだが、ホンダの作ったオープンは他とは一味違う硬派なクルマである。

今ではミニバンしか作っていないような印象の強いホンダだが、いまだにこんなピュアオープンスポーツカーも作っている。

ホンダの意地だろうか。

セールス的にみても、それほど売れるクルマでもないので、S2000単体で考えれば採算は取れないと思う。

前後2本ずつのサイドメンバーを、強固な閉断面フロアトンネルを介して
X字状に水平に連結させたハイXボーンフレーム構造のプラットフォームは
普通のオープンモデルの常識を覆す高いボディ剛性を誇り、路面の凹凸をダイレクトに
伝えるサスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン。

ダンパーは高圧の窒素ガスとオイルを完全に分離して気泡発生を防ぐ、高性能な分離加圧式を採用。
固められた足回りは、当然乗り心地も悪く、VTECエンジンの快音も盛大に聞こえるし、
低められた車高のため乗降性も良くない。

S2000は純粋に運転を楽しむ人のために作られたクルマであり、決してデートグルマではない。

6速マニュアルトランスミッションは、シフトユニットをトランスミッションケースに直付けする
ダイレクトチェンジ形式で後輪を駆動する。もちろんATの設定は無い。かなり硬派だ。

専用設計の直4、2.2リッターVTECエンジンはNAでありながら242馬力を誇る。

軽量、高強度を誇るホンダ市販車初のアルミ鍛造ピストンが使われ、コンロッド小端部をテーパー化
したうえに浸炭処理により強度を高め、各部の厚みを減らして極限まで慣性質量の低減が図られている。

高いケース剛性、強度を出すべく、デファレンシャルケースにはダクタイル鋳鉄を採用。

動弁系のフリクションを大幅に低減するため、カムとの接触部分をローラー化したロッカーアームが
おごられ、高回転域に対応すべく、クラッチは回転強度の高い基盤材に摩擦材が張られている。

ここまでくると、もうほとんどレース用のクルマである。

これは一部でしかないが、見えない部分にも惜しみなくホンダがレースで得た先進の技術、
素材がS2000にフィードバックされている。

こんなスゴイクルマが新車で400万円くらいで買えるのは、世界中探しても日本くらいだろう。

車ちゃんねるでS2000の買取価格を調べてみたところ、S2000 ベースグレード、平成12年式、
型式AP1、走行距離4万キロ、シルバーの買取目標価格は176万円であった。


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2008年02月08日

ホンダ オデッセイ

オデッセイ(odyssey)
は誰もが知っているホンダの屋台骨を支える人気のミニバン。

今のホンダがあるのは、オデッセイのお陰といっても過言ではないくらいだ。

車名は、古代ギリシャの長編叙事詩「オデッセイア」に由来している。

94年に初代のモデルが発売され、03年デビューの現行モデルは3代目になる。

このモデルの売りは、7人乗れることと、低床プラットフォームによりスポーティな走りができて、155cmと驚くほど低い車高のため立体駐車場にも入れられるミニバンであるということ。

通常このサイズのミニバンは高さがあり、立体駐車場に入れられなかったものだが、低床プラットフォームにより、それを克服している。

偏平燃料タンクとコンパクトなリアサスペンション、薄型ツインのマフラーによって、低床化を実現している。

似たようなモデルが多いミニバンの中で、オデッセイのスタイルは個性的で一目見てすぐにわかる。

エクステリアデザインは先代と違い、細くなったライトが薄いグリルと一体に見え、かなりアグレッシブな印象を受ける。

インテリアデザインもスタイリッシュで質感の高い造り。
インパネはセンターコンソールを中心にダイナミックな曲線で構成され、中央に配されたエアコンやナビ操作のジョイスティックは、操作性も良好だ。

全グレード3人掛けのベンチシート、3列シートのレイアウト。
サードシートは背もたれのみ2分割し、格納と復帰は電動スイッチを押すだけである。

HIDヘッドランプ、前後ツインのエアコン、テールゲート連動式リモコンドアロックやオートエアコンなど、装備も充実している。

gooネットによると、平成16年式の2.4リッター、CVTのグレードLの下取・買取額は127万円~136.5万円、比較的高めの相場を維持しており、競合車種も無く、高値を維持している今が売るチャンスだとか。


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